ぽんぽんでトラを作りました
ぽんぽんで動物をハンドメイドしました。今回は【トラ】です。ぽんぽんで動物を作る際にはその動物の特徴をとらえます。
トラの特徴
1.虎の縞模様
作り方のポイント:色の配置を考えて「黄色」と「黒色」の縞模様が出るように巻いていきます。仕上げの時に「黒色」を減らしたり、増やしたりして調整する事も可能です。
2.虎の目
作り方のポイント:目は黒目だと可愛くなり過ぎるので、クリスタルアイのゴールドを使用します。黒のフェルトを目の周りに細く刺してアイラインをつけると目が鋭くなります。口周りにも黒のフェルトを入れるとトラぽっくなります。
3.もっさりとした頬の毛
作り方のポイント:頬まわりの毛を長めに残して貫禄を出します。
トラができるまで 【所要時間365分 約5時間〜6時間】
1.作りたい動物を描く【所要時20分】
簡単にトラの前顔・横顔を描く。本物の画像よりぬいぐるみの画像が参考になります。縞模様があるので簡単に描いても他の動物より時間がかかります。
2.毛糸の配列と色を決める【所要時間60分】
トラは縞模様の配列を考えるのに時間がかかります。顔まわりと後頭部にある程度「黒色」模様が来るように配列します。完璧ではなくても大丈夫です。足りない「黒色」模様は後で刺し足します。足すのは大変なので足さないように配列ができるのが理想です。
3.ポンポンメーカーで毛糸を巻く【所要時間60分】
「丁寧に」「しっかりと」と巻きます。巻き方は一番重要です。巻き方が雑だと綺麗なぽんぽんはできません。焦らずゆっくりと巻いていきます。縞模様を入れるのに毛糸の入れ替え作業が増えるので時間がかかります。
4.鼻筋、口元をニードルで整える【所要時間40分】
毛糸をニードルで刺して固めていきます。トラは鼻筋から口元を刺して固めていきます。頬の毛糸を固めないように避けて固めていきます。
5.カットする(修正込み)【所要時間60分】
カットはマイナスの技術です。一度カットしてしまったら元には戻りません。そのことを頭に入れてカットしていきます。トラは眉山が出るように周りをえぐるようにカットします。頬の毛は長めに残しつつ周りはスッキリカットします。カットが終わったら時間をおきます。時間を置いてから最終チェックして修正します。
6.縞模様を足していく【所要時間30分】
縞模様が足りない場合があります。「黒色」の毛糸をニードルで刺して足していきます。足したい箇所に5cm〜6cmの「黒色」の毛糸を1本用意します。その毛糸の真ん中にニードルを持っていき、足りない箇所に奥まで刺して足していきます。奥まで刺すので毛糸の長さが短いと埋まってしまします。また刺し方甘いと抜けてしまします。1cmほど余った毛糸は全て足し終わった後でまとめてカットします。
7.目のパーツをつける・鼻、口をフェルトで刺して作る【所要時間40分】
目を仮止めして位置を決めます。決まったら穴を開けます。目をボンドでつける前に目のアイラインを黒のフェルトを刺して作っていきます。鼻と口も黒とピンクのフェルトを刺して作っていきます。フェルトが差し終わったら目のパーツをボンドで付けて穴に差し込みます。この時耳にもボンドをつけます。
8.耳を作ってつける【所要時間50分】
毛糸を薄い板に巻いてニードルで刺して平な毛糸の板を作ります。毛糸の板を耳の形になるように半円にしていきます。これが地味に時間がかります。トラは耳の上を黒く縁取りをするので黒のフェルトをニードルで刺して黒く縁取りをします。できた耳をニードルで刺して付けていきます。最終的に取れないように根元にボンドを付けます。
9.キーホルダーにする。【所要時間5分】
トラのの頭の丸カンにキーホルダーをつけます。
トラは作るのに時間がかかりました。苦労した毛糸の配列は一度考えてしまえば次に同じものを作る際にはメモが残っているので大分時短になります。
動物ぽんぽん カット前/カット後
カット前とカット後の写真を並べてみるよ。
右がカット前/左がカット後になります。
大分違うから見比べてみてね。
正面 顔
サイド
トップ
後頭部
下側
カットすると黒の縞模様が出てきてトラっぽくなります。
自分が考えた毛糸の配列がうまくいくと嬉しくなります。
配列を失敗した時は別の動物に変えてることもあります。
トラは時間は掛かるけどやりがいがある動物だね。できた時の達成感は大分ありそうだね。
次回は配列を失敗した動物ポンポンを紹介するね。
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